WIN5の攻略法を考えてみる

 これまでの<WIN5>の馬券の購入方法は、1レース毎に数頭ずつ選択し、BOX馬券を購入していた。しかし、この馬券の中には、本来出現する可能性の低い組合せの馬券が存在していた。<WIN5>も2011年から発売され、約500回以上が実施されるにつれ、その傾向が見えてきた。各人気順の出現率、1番人気馬、6番人気以降馬、10番人気以降馬が5レースの中で何頭出現するかの確率、同じ騎手が連勝する確率など、あらゆる傾向が見えてきた。

  これは、とりもなおさず、<WIN5>を攻略するために、どのあたりの範囲にターゲットを絞りながら攻めるのか、その方法が見えてきたことになる。逆説的に言えば、購入する組合せの馬券の中で、確率的に低い馬券を除外できることになり、少点数での攻略が可能になったことになる。

  <WIN5>の購入馬券の点数は、数頭増えるだけで購入点数が爆発的に増え、個人ではなかなか手が出せないのが現状である。攻略のスタンスとしては、出現する確率の高い組合せの馬券を少点数買いながら、「その時を待つ」というのが作戦として正解ではないだろうか。難解な馬券であり、決して無理をして取りにいく馬券ではなく、出現する可能性の高い範囲に狙いを定めて、その狙いが「はまる時」を待つ馬券なのだ。

 過去10年以上のデータを解析していくと、単勝人気の何番人気内の決着の確率がわかる。7番人気以内で決着する確率は約52%、9番人気以内での決着となると70%となる。つまり、7番人気以内の単勝をすべて購入することで5割以上、9番人気以内の単勝をすべて購入することで7割が的中するということだ。

 しかし、ここで考えないといけないことは、この組み合わせをすべて買うことは実際的には不可能なことだ。7番人気以内をすべて購入する組合わせは16,807通り、9番人気にいたっては59,049通りになる。1点100円として1,680,700円と5,904,900円となり、1レースでもこの人気以降の馬が入ってくれば、この損失を被ってしまう。つまり現実的ではないということだ。

 では、どうするか。ここから組み合わせの点数を絞っていくことになる。頭数を絞る、なんらかのデータを駆使して点数を絞ることはできないかを考えてみる。そして、

最終的には、的中しなくても次回に期待できる方法を模索する。たとえば、数回に1回は的中確率に入ってくるという考え方を思考することはできないだろうか。

 現在、この考え方を実際に試行している最中だ。このブログの中で実証実験として買い目を公開していくので、ぜひご覧いただきたい。